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子供の好奇心

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私が小さかった頃のお話をいくつか書きたいと思います。

まだ小学校に上がる前のことでした。ある日、母がスパゲティを作ってくれました。私はふと不思議に思い、母にこう聞きました。「これ、お母さんが全部作ったの?」


母は、「うん、そうだよ」と答えました。私は疑い深く、「本当に?」と念を押しました。「スパゲティの面も作ったの?」と。すると母は、「スパゲティの面は買ってきたんだよ」と言いました。


私は少しがっかりしてしまいました。母は、スパゲティの全てを作ったのだと思ったからです。私は何故か、スパゲティはとても小さい何かが集まってできたのではないか、と子供ながらに想像していました。


母が、その小さいものを一つ一つ丁寧に手でくっつけてスパゲティを作ったのだと・・・。


・・・・・・


やがて高校生になり、その「小さい何か」が化学の授業で教わった「原子」ということが判明し、妙に感動したことを覚えています。物質は全て原子からできているんだ!!と分かり、とてもうれしい気持ちでした。


私は普通の子供でしたが、どういう訳か、自然に化学的(!?)なことを考えたこともあったんだなぁと今でも不思議に思っています。


もう一つのお話を紹介します。小学2年生の頃だったか、学研を取っていました。付録に、複数の液を混ぜると色が変わる、という液体が数個付いていました。


私は何も読まずに、自分勝手に液体を混ぜて色を変化させて遊んでいました。何回か楽しんだ後、突然色が変化しなくなり、私はそこで初めて付録の説明文を読むことにしたのです。


液体は、適当な量を混ぜるのではなく、「何滴」入れると色が変化し、「何滴」入れるとまた色が元に戻る、というようなことが書いてありました。


これを知った私はもうあとの祭りでした。母親は学研を取っていても子供の私と一緒に楽しむことはなく、私はいつも自分一人でやっていました。子供ながらに、もっと母親と一緒にやりたいなぁと感じたものです。


以上が私の小さい頃の経験ですが、何を言いたいのか、というと、子供というものは少なからず、何かしら好奇心を持っている、ということです。その好奇心の芽を摘んでしまうことなく、いろんな可能性につなげることができるのではないか、と私は思っています。


そういった役目を果たせるのは、子供が一緒にやりたいと願う「ママ」(あるいはパパ)なのではないか、と・・・・・・。


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2006年06月25日 17:12

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