七田 右脳への働きかけ
絶対音感と私・・・(2)
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中学生の頃、吹奏楽部に所属していて、私が経験したとっても不思議な出来事、つまり、クラリネットの「ド」は「シ♭」であり、それに気づいた者は私の周りで誰もいなかったこを考え、私は、自分だけがこのことに気づいた、という事実に、やはり、どうにも妙な感じを受けました。
いったいどうして、誰もそのことに気づかないのだろう?何故?どうしてなの???
本当に、私の頭の中は、疑問符でいっぱいでした。もしかしたら、誰もが、クラリネットの「ド」は「シ♭」であることを既に知っていたのかしら?私だけがそのことを知らなかったのかしら?と思うこともありました。
中学の3年間、このような疑問をずっと残したまま、とうとう高校生になりました。音楽を愛する私としては、自然な流れとして、音楽部(合唱)に入部することになりました(吹奏楽部はありませんでした)。
将来は音楽方面に進みたいと小さい頃から願っていましたので、音大進学を目指し、高校1年生の途中から、声楽を習うことになりました。歌はあまり得意ではなかったのですが、入学試験では必須で、なおかつ、私自身、もっと発声法をマスターしたい、という思いもありました。
そしてある日のこと、声楽の先生が妙なことをしたのです。私をピアノの鍵盤が見えない方へ向かせ、先生が鍵盤を弾き、「これ何の音か分かる?」と聞いてきました。私は、先生が弾く鍵盤の音名を即座に次々と答えていきました。
「ん??待てよ!?これって・・・、小さい頃にもやった記憶がある!!!」と、長い間ずっと忘れていた出来事が、その時、再びよみがえりました。そうです、小学1年生の頃、ピアノの先生が同じことを私にしていたのです。
「これってどういうこと???」と不思議に思っていると、その声楽の先生が、ニコニコしながらスラッと次のような言葉を発しました。「君、すごいね〜、絶対音感あるんだ〜」と。
「え!?何!?ゼッタイオンカン???」
「何それ??」
その時は、文字通り「ポカン」とした状態でしたが、家に帰って落ち着いてくると、私が今まで感じていた不可解な出来事は、この、「ゼッタイオンカン」が原因だったのかぁ、と、謎が解けたのです。
絶対音感という能力は、どうやら普通の人は持っていない能力であるということも容易に想像できました。今まで自分の感覚が当たり前だと思っていたことが、実はそうではないことが分かりました。
「そうかぁ、そういうことだったんだ〜」と、気持ちが晴れました。私は原因が分かり、とてもうれしくて、早速そのことを同じ音楽部の人に話しました。そうしたら、なんと、妬まれてしまいました(悲)。
その人には自慢話に聞こえてしまったようです。私はそれ以来、誰にもこの事実を話すことはなくなりました。私がこれまで感じた疑問を理解してくれる人間はもうどこにもいないんだろうなぁと、塞ぎ込んでしまいました。
その頃は、どのくらいの割合でこの絶対音感保持者がいるかなんて、考えたこともありませんでした。
時が経ち、私は大学へ進学しました。自分が絶対音感保持者であることは、もう全く意識することもなくなりました。将来の希望が変わり、音楽方面ではなく、理系の大学でした。
声楽&ピアノは高校2年生で止めたので、それ以降、音楽とはあまり関わることなく現在に至ります(趣味で少しやる程度)。
そして最近になって、このHPを開設するにあたり、七田の教材である、母と子の音感教育(絶対音感を育てるCD)の紹介をしたい、ということから、絶対音感についていろいろ調べることになりました。
すると、絶対音感保持者は結構いる、ということが分かりました。日本人には多いようです。早期教育ということで、小さい頃から習い事(ピアノなど)をする子供が増えたからと言われています。
世界では、ウン万人に1人くらいの割合と言われているらしいのですが、日本では3割くらい存在するようなことも書かれていました。正確なデータは存在しないようですので、この絶対音感保持者の割合はあくまでもご参考程度、ということでお願いします。
では、絶対音感を身につけられる最適な年齢は?というと、3〜7歳までに何らかの訓練を受けると良いということです(私は5歳でピアノでしたから・・・)。それ以降の年齢だと身につけるのは難しいと言われています(←訓練次第で身につきます)
。
訓練といっても、私は、子供の頃、絶対音感そのものの訓練をした訳ではありません。ピアノを習っていたら、自然に身につきました。
が、ご興味のある方もいらっしゃるかと思いますので、次のページ(絶対音感と私・・・(3))で絶対音感そのものの訓練を目的とした通信教育サイトをいくつかご紹介いたします(2006.9)。
絶対音感と私・・・(3)へ続く。
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2006年09月03日 01:02
