七田 右脳への働きかけ

絶対音感と私・・・(1)

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私は、絶対音感保持者です。といっても、それほど精度は高くない、ということが分かりました。七田の教材で、絶対音感を育てるCD(母と子の音感教育)が販売されています。

これから我が子に絶対音感を身につけさせたい、また、絶対音感にご興味のある方に、私の体験談をご参考にしていただけたらと思います。


最初に、絶対音感について簡単にお話します。絶対音感とは、聞こえた音をすぐに「ドレミ・・・」で答えることができる能力(ここで言う「ドレミ・・・」は絶対的なドレミ)のことです。


例えば、音楽を聴いたとき、そのメロディが音名として頭にインプットされるので、聞こえたままの音で楽譜にしたり、実際に弾くことができたりします。


これに対して、相対音感保持者も存在します。絶対相対の違いは後ほど詳しくご説明しますので、次に進みたいと思います。


以下、私の体験談をお話しますので、絶対音感がどんなものなのか、絶対音感を持つとどんな感覚になるのか等、より理解を深めていただければ幸いです。


私は、保育園に入園して少ししてからピアノを習い始めました。2年保育で、かつ、4月生まれですので、ピアノを習い始めた年齢は、5歳だったのではないかと思います。


確か、小学校1年生の頃、ある日突然、ピアノの先生が不思議なことをしたのです。いつものピアノのレッスンの時、私を立たせ、ピアノの鍵盤と反対の方を向かせました。何をするのかと思ったら、先生がピアノの鍵盤を弾き、「これは何の音?」と聞いてきたのです。


私は、「え!?何で!?ど〜してこんなこと聞くの???」と疑問に思いながらも、先生の弾く音を次々と言い当てました。100%合っている自信がありました。


私が疑問に思ったのは、こんな簡単なこと、何故わざわざ私を鍵盤の見えない方へ向かせてまで聞く必要があるの?ということでした。


誰でも分かることを聞いて、いったい先生はどういうつもりなんだろう、と不思議で仕方ありませんでした。


そんな風に感じても、私は自分の中だけにその思いを留めておきました。


で、ある日、ピアノのレッスンに行った時、時間的にちょっと早く行ったこともあり、まだ前の生徒さんが先生のレッスンを受けているところでした。


私は待合室でその生徒さんのレッスンを聴くことになりました(レッスンの音が聴こえる環境でした)。そこで先生が、その生徒さんにも私と同じことをし始めたのです(くもりガラスでしたので、中の様子が分かりました)。


鍵盤の見えない位置にその生徒さんを立たせ、先生が鍵盤を弾き、「これは何の音?」と聞いていました。私は、「他の生徒さんにも同じことやってる〜。こんなの答えられないはずないじゃない」と思っていたら、なんと、その生徒さんは答えられなかったのです。


私はすごく驚いてしまいました。「へぇ〜、答えられない子もいるんだ〜」と。


そのときのピアノの先生は、私に、絶対音感のことを一言も言いませんでした。


時と共に、私はこの不思議な出来事をすっかり忘れてしまいまいした。年月が経ち、私は中学生になりました。小さい頃から音楽が好きだったので、迷うことなく、吹奏楽部へ入部しました(音楽関連の部活はこれしかありませんでした)。


本当はフルートが良かったのですが、結局、クラリネットを吹くことになりました。で、ここでまたものすごく驚いた出来事があったのです。それは何かと言うと、先輩が、「ここが『ド』だよ」と教えてくれた音が、「ド」ではなく、「シ♭」だったのです。


先輩は何故、「嘘」を教えるのだろうか?と、それはそれは、理解に苦しみました。そして、さらに驚いたのは、「嘘」を教えていることに、私の周りで誰も気づく者がいなかったことです。 教えている先輩本人も、「嘘」を教えている風には全く見えませんでした。


中学生時代は、先輩後輩の上下関係がしっかり区別されていましたので、私は、自分が疑問に思っていることを誰にも打ち明けることができませんでした。


私は、「シ♭」を「ド」としてクラリネットを吹くのにかなりの違和感を覚えましたが、先輩も周りの皆も、当たり前のようにクラリネットを吹いているので、無理矢理自分を「これでいいんだ!!、『シ♭』は『ド』なんだ!!」と納得させていました。


しかし、私の疑問は消えることはなく、常に頭から離れませんでした。


そしてある日、吹奏楽部の顧問の先生が、指揮をしながら、「えっと、クラリネットは『ド』だね・・・」というようなことを口にしたことがありました。それを聞き逃す私ではありませんでした。


「ん?ということは、楽器によって、『ド』が違うってこと???」と、すぐさま私は思いました。


最近分かったことなのですが、クラリネットのような楽器を移調楽器といい、ピアノの「ド」と同じ「ド」ではなく、楽器それぞれ、「ド」と決められている音が異なる、ということです。


私が中学生の頃に想像していた通りのことが判明し、とてもスッキリした気分です(2006.9)。


絶対音感と私・・・(2)へ続く。



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2006年09月02日 04:20

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